北野天満宮は、梅を愛した菅原道真公ゆかりの地として、シーズン中観梅者があとを絶ちません。
梅の時期になると、境内の50種約1500本の梅が咲き誇ります。
見どころは、菅原道真公ゆかりの地に相応しく必見です。モチロンどなたでも楽しめますよ。
それでは、北野天満宮の梅2019。見頃や開花状況、見どころ、アクセスなどを見ていきましょう!
北野天満宮の梅2019
いきなり北野天満宮の梅と言われても、ピンときませんが、
北野天満宮といえば菅原道真公。道真公といえば梅なんです!梅をこよなく愛した菅原道真公ゆかりの地として、観光客があとを絶ちません。梅と道真公の詳細は、第3章「梅の見どころ」でお話します。
さて北野天満宮は、947年菅原道真公を祀る神社として創建されました。全国に存在する約1万2000社の天満宮や天神社の総本社なんですね。あなたの近くにも天満宮ありませんか。
北野天満宮では梅の時期になると50種約1500本の梅が咲き誇ります。白梅や紅梅、一重や八重、中輪や大輪など50種の梅を、目の当たりで鑑賞できるのは楽しいですよネ。
またこの時期には梅苑が公開されます。公式サイトには2月初旬~3月下旬に梅苑公開と書かれていますが、2017年の梅苑公開日は1月28日でした。2018年はいつ頃でしょう?
お花の他にお茶とお菓子も楽しめるので、思わずニッコリしちゃいそうですね。
2018年の開苑期間が発表されていませんので、2017年(1月28日から梅苑が公開)の内容をご紹介します。
入場料には茶菓子の分も含まれます。茶屋に立ち寄ってお茶とお菓子をいただきながら、観梅するなんておつなものですよ。
お菓子もお茶も、京都の老舗和菓子屋・老松(おいまつ)さんの商品です。
有職菓子(古来より宮廷の儀式などの際に献上するお菓子)の御調進所である老松さんは、その時々や季節を彩る京菓子を送り出しています。
◆お菓子は…菅公梅(かんこうばい)
北野天満宮・梅苑の白梅紅梅を模した麩焼き(ふやき)のお煎餅。白梅のすり蜜と紅梅の梅肉入り風味に仕上げられています。
◆お茶は…香梅煎(こうばいせん)の梅茶
北野天満宮の梅を用い、文字通り香り豊かに仕上がりました。粉末状ですので白湯を注げば出来上がりです。
・公開日程:2017年1月23日(土)~3月15日(火)
・公開時間:10:00~16:00
・入場料 :中学生以上700円/子供350円
・住 所:京都市上京区馬喰町
・問合わせ:075-461-0005(北野天満宮社務所)
北野天満宮の梅の香りや味わいある・お菓子とお茶をお楽しみいただいたけれど、もっと召し上がりたい方は…
老松北野店へどうぞ。天満宮の近くですよ。
美味しいお菓子とお茶を頂いたあとは、キレイな梅の花もぜひお楽しみください。次章で見頃や開花状況をご確認くださいね。
見頃や開花状況
北野天満宮の梅、例年の開花と見頃時期から見ていきましょう。
- 例年の見頃は、2月中旬~3月下旬
- 例年の開花期間は、12月下旬~3月下旬
超早咲き~早咲き・中咲き・遅咲きまで色々揃っています。時期を少しずつズラシながら咲くので、開花期間も見頃期間も長~く続きます。長い間楽しめてとても有難いことですよね。
なお、ご関心ある方が多い御神木の紅和魂梅は遅咲きですので、お気に留めておいてくださいね。
大変お待たせしました。では2018年の開花状況や見頃はどうでしょう?
・1月1日、早咲きの開花が確認されました。
・1月29日、早咲きの雲龍梅など白梅や紅梅が咲き始めました。
・2月7日、境内の梅が色とりどりに咲き出しました。
[京都新聞] 京都市上京区の北野天満宮で梅が咲き始めています。紅白の愛らしい花が咲き、ほのかに春の香りを漂わせています。
— 京都新聞 (@kyoto_np) 2018年1月30日
動画全編はこちら⇒ https://t.co/3JTTKmK4sx pic.twitter.com/PQ1VkBGBZn
梅は、お天気の状況によって開花も見頃時期も大きく変わります。お天気と開花・見頃状況をご確認のうえ、観梅日程をお決めくださいね。
2016~2017年の開花・見頃状況も参考になります。
・2016年12月22日、極早咲きの雲竜梅が開花しました。
・2017年2月6日、早咲きが見頃を迎えました。
・2月23日、全体として見頃を迎えました。
・3月20日、紅和魂梅など遅咲きが見頃!
・3月26日、梅苑は閉苑しますが、遅咲きがまだ見頃です。
梅の見どころ
北野天満宮には、道真公が梅をこよなく愛したことから梅の木が1500本植えられています。その中から見どころを1つだけご紹介しますね。
それは…
- 御神木の紅和魂梅(べにわこんばい)
紅和魂梅の場所は、道真公がお祀りされている本殿前(向かって左側)で、推定樹齢300年の梅です。拝殿で参拝したら、その後紅和魂梅もご鑑賞してください。道真公もきっと喜んでくれるでしょう。
ところで紅和魂梅は、大宰府に転勤した道真公を慕って一晩で大宰府にまで飛んでいったという「飛梅伝説」の木なんです。
と言うことは「飛梅伝説」の木は、大宰府にもあるって事になりますよね。ご関心のある方は、この下の「大宰府の飛梅」をご覧くださいね。
道真公が大宰府に着くと、梅はあとを慕って一夜のうちに大宰府まで飛んでいったと伝えられる梅の木が、大宰府にもあるのですよ。
「飛梅(とびうめ)」と言われ、樹齢1000年を超える御神木の白梅です。
⇒ 太宰府天満宮の梅2018!見ごろや開花状況?見どころは?
なぜか北野は紅梅、大宰府は白梅。開花は北野が遅咲き、大宰府が早咲き。両者全く違いますね。深く考えない事にして、福岡へお出かけになる時は大宰府天満宮の御神木もご覧になってくださいネ。
JR京都駅からのアクセス
最後に、JR京都駅から北野天満宮までのアクセスをご紹介しようと思います。
北野天満宮の周辺には、京都駅から下車できる駅が少ない状況ですので、アクセスはバス中心になってしまいますね。
でも京都に慣れてない人にとってみれば、京都のバスってなかなか乗りずらいものですよネ。そこで京都駅で電車に乗り、北野天満宮周辺で下車できる駅を探してみました。北野天満宮の最寄り駅ありましたヨ。
JR京都駅から北野天満宮まで! 電車と徒歩でのアクセスをご紹介しますね。
まず、JR京都駅から山陰線の電車に乗り円町駅で下車します。
円町駅から北野天満宮の入口まで約1.5キロは、徒歩で約20分です。これから道順をご案内しますね。
円町駅の改札を出て、目の前を左右に広がる道路(府道187号線)を右折します。すぐのところに大きな交差点がありますので左折。この広い通りが西大路通りです。とにかく道なりに進んでくださいね。
前方に見える山がだんだん近寄ってきますので、徐々に郊外に近づいているって感じですね。
交差点の信号「北野白梅町」が見えたら、右折。しばらく前進すると「北野天満宮前」の信号を見つけると、誰でもホットするでしょうネ。
左手に天満宮と書かれた大きな鳥居が、北野天満宮の入口。説明しなくても誰でもわかりますよね。ようやく着きましたね~。ごくろう様でした。
まとめ
これまで北野天満宮の梅2019。見頃や開花状況、見どころ、アクセスなどをお伝えしました。
菅原道真公ゆかりの地に相応しい見どころを是非お楽しみくださいね。
見ごろ時期は長いですが、御神木・紅和魂梅の見頃時期は、シーズンの最後です。
まだまだ寒いですから、できるだけ暖かくしてお出かけくださいね。
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