面接では、面接終了の合図から退室時までがとても大事です。

ドア開けて入室します

終わりよければ全てよしという言葉もあります。最後の印象は大事で、後々まで残るもの。だからこそ、面接の中でも退室のマナー、特に退室時の挨拶には気をつけたいですね。

たとえば、退室時に「失礼しました」と挨拶したことが、何故かマナー違反!

退室時の挨拶マナー、詳しくは本文を見てください。

では退室の仕方とマナー、退室時の挨拶マナー、退室後の行動マナーなどをご一緒に見ていきましょう!



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退室の仕方とマナー

面接終了の合図で退出します。

面接が終わってからを簡潔に言うと...
お礼を言ってからドアの手前まで歩いていき、面接官に「失礼いたします」と挨拶して、ようやく退出となりますよね。

でもこの短い動作の中にも相手を思いやるマナーが必要です。動作そのものがマナー(礼儀)と言ってもいいでしょう。私は人事担当者のため面接官になることがありますが、何気ない動作の中から気配りできる人か分かります。


1.椅子の横に立つ
「本日の面接はここまでです」などと終了の合図があったら、座ったまま「はい」と答え、立ち上がり椅子の横に出ます。

2.お礼を言う
面接官全員を見ながら「本日はありがとうございました。失礼いたします」と挨拶してから、深く一礼します。

3.荷物を持ち、ドアまで前進
足元の鞄を忘れないで持ち、ドアの前まで歩きます。面接官にはお尻を向けますが気にしないで、スマートに前進してください。

4.最後の挨拶
ドアを開ける前に面接官の方を振り返り、「失礼いたします」と最後の挨拶を忘れずにして、深く一礼します。

5.退室
ドアを開けて退室します。この時は面接官にお尻を向けてかまいせん。
ドアが全開したら、面接官を振り返り軽くお辞儀をして、静かにドアを閉めます。


退室時に気をつけなければいけないマナーは、入室時に比べ少ないようですが、一つだけ注意していただきたい挨拶のマナーがありますので、次章をご覧ください。


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退室時の挨拶マナー

入室時の挨拶では、迷わず「失礼いたします」を使いますよね。
でも退室時の挨拶は、2つの内どちらを使うか迷ってしまいますね!?
・失礼いたします
・失礼いたしました


結論を先に言います。

  • 退室時の挨拶も、失礼いたします

女性がお辞儀しています

「失礼いたします」について、これから詳しくご説明します。

まず、「失礼」の意味を辞典で調べてみました。2つ出てきます。

1.礼儀を欠くこと
2.人に問いかける時、別れる時などの挨拶語

引用元:広辞苑、大辞泉、大辞林(赤字の別れる時などの挨拶語は、3辞典全てに掲載されていました。)


たとえば退室時、「失礼いたしました」と言ったとすると…
面接の中で礼儀を欠いた言い方をしてしまい、退室のときにお詫びしているみたい
に聞こえますよね。

この場合の「失礼」は、1つ目の「礼儀を欠くこと」という意味になります。
ですから退室時の「失礼いたしました」は、マナー違反を詫びている事になり、失敗の挨拶ですね。

ところで、「失礼」の2つ目の意味は、別れる時の挨拶語「さようなら」のことなんですよ。

退室時に挨拶するのに「さようなら」は、意味としては合っていますが、
まさか面接官に「さようなら」とは言えませんので、「失礼いたします」と挨拶して退室してください。

まだ、「失礼します」か「失礼しました」かで混乱している方がいるかもしれませんね。少し視点を変えて補足説明します。

「失礼」の意味が変遷しているのでご注意ください!

最近、入室時が「失礼します」、退室時が「失礼しました」と勘違いして使っている方が増えてきたように思います。

「失礼」の意味には「礼儀を欠くこと」と「別れる時などの挨拶語」が存在しますが、前者の意味において「失礼」を使い分けているように感じます。

・これから目上の方が居る部屋へ入る「失礼」をお許しくださいと思いながら、「失礼します」と言う。
・いままで貴重なお時間を割いていただいた「失礼」に対して、「失礼しました」と言う。


言葉というものは、時代とともに変化してきています。

「失礼」の意味は、昔は「礼儀を欠くこと」だけだったでしょう。しかし時代とともに「失礼」にも意味が増え、「人に問いかける時、別れる時などの挨拶語」としての使い分けも一般化されてきたと思います。

「こんにちは」や「さようなら」の語源をほとんどの人は知りません。本来の意味を知らなくても、挨拶語としての意味を理解し子どもでも使っています。

同じように挨拶語としての「失礼します」は、「礼儀を欠くこと」という本来の意味は薄らぎ、会った時には「こんにちは」、別れる時には「さようなら」として使い分けられています。「こんにちは」はかなり定着してきましたが、「さようなら」はまだ定着には至ってないようですね。


退室時の挨拶で「失礼いたしました」ではなく「失礼いたします」を使う理由はよく分かりましたね。

篠原功治さんありがとうございます。篠原さんの説明の方が分かり易いですね。じつは、ほんのちょっとしたことなんですよネ。




面接官には謙譲語で、失礼いたします!

ではこれから、「失礼します」ではなく「失礼いたします」を使う理由をご説明しますね。

何気なく「失礼します」と言ってしまいますが、「失礼いたします」と言ってくださいね。
「失礼します」は、「失礼する」の単なる丁寧語です。
「失礼いたします」は、「失礼する」の謙譲語で、面接官に対して敬意を表す言い方です。

「失礼いたします」は、ビジネスシーンでも毎日のように使われる謙譲語です。また面接の入退室の際も挨拶として何度も使用します。敬語のマナーをわきまえている人とみなされますので、スムーズに使えるようにしてください。


退室後の行動マナー

面接が終わり面接室を退室しても、会社の建物を出るまでは社員に見られていることを意識して、ネクタイをゆるめたり、スマートフォンを見たりするのは控えましょう。

ここまではご理解していただけると思いますが、実は会社の建物をを出たからといって安心してはいけません。

面接官がビルの窓から見ているかもしれません。また社員が、たまたま後ろから同じ方向へ歩いてずっと見られているかもしれません。会社の建物から離れるまで気をゆるめないでくださいね。

最後にあなたが合格されることを願っています。頑張ってくださいね。






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