面接の際、荷物の中でも鞄の置き方は、意外と難しいです。

面接室に置かれたカバン
面接官との挨拶や質問の受け答えはもちろん大切ですが、鞄の置くタイミングや置く場所、持ち方も大事です。

面接の中で、カバンの置き方や持ち方を間違えると、スムーズな流れが止まってしまい、お互いがとても気まずい思いをするものです。
そのような事にならない方法もお伝えしますね。

では面接の鞄の置き方。カバンの置き方と置くタイミング、置く場所、女性は鞄の持ち方に注意などを見ていきましょう!

面接の鞄の置き方

面接時に持参する荷物の中で代表的なモノがカバンです。

鞄の置き方は、マナーとしてもチェックされる項目です。一連の流れの中で、マナーに則った方法でやるとスマートでいい感じですよ。


じつは鞄を置く前に、やらなければならない動作が沢山ありますので、鞄を手に持って入室する場面からお付き合いくださいね。

鞄を手に持ち入室

まず、入室してから鞄を置く手前までの一連の流れをご覧ください。

1.ドアを開けます。
その時の荷物の状態は、鞄は手に持ち、コートはその曲げた腕にかけます。ドアを開ける手には何も持ちません。

2.面接室に入り「失礼いたします。」と挨拶し一礼します。

3.椅子の横(入口に近い側)まで進み、姿勢を正して立ちます。

4.その場(面接官の前)で「○○○○(自分の氏名)と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶し、一呼吸おいてお辞儀をします。


※1のドアを開ける~4の自己紹介まで、鞄は手に持っています。

カバンの置き方と置くタイミング

面接官から「お掛けください。」と着席を促されたら、「ありがとうございます。」と一礼します。
丁寧にお辞儀する女性

  • このタイミング(一礼の直後)で、鞄を置きます。
  • 置き方は、鞄を立たせるように静かに置きます。

そして、ゆっくり着席しましょう。

中には部屋に入って椅子の横まで行き、自己紹介する前に、鞄やコートを置くのに緊張のせいか時間がかかり、大変苦労している人がいます。でも慌てる必要ありません、ゆっくりやればいいですよ。

自己紹介→カバンを置く...この手順をオススメしています。慌てることありませんので、一つ一つやってくださいネ。

カバンの置き方と置くタイミングは分かりました。では置く場所は…

鞄の置く場所

鞄の置く場所もとても大切です。

  • 鞄の置く場所は、利き手側の椅子の真横に、椅子と平行の位置

慌ててはいけません。スムーズが一番。カバンが椅子の真横の位置に、平行にしっかり立っているので、いつでもスムーズに書類を出せますね。

また、かばん用に椅子が用意してあって置くよう指示があった場合は、置かせていただきましょう。相手の好意に応えるのもマナーです。ただお礼を言ってから置きましょう。

隣の椅子に鞄を置いて面接を続ける
これで鞄の置く場所は分かりましたが、コートを着てきたら置く場所はどうしましょう。

面接会場に入る前に三つ折りか四つ折りにたたみましたね。そのコートは鞄の上に静かに置きます。

最後に、NGとなるカバンの置き方(置く場所)をご確認ください。マナー違反です。こんな置き方はゼッタイしてはいけません!

  • 椅子に立て掛ける
  • 床に倒して置く
  • 膝の上に置く
  • 背もたれにかけておく
  • テーブルの上に置く

女性は鞄の持ち方に注意

男性は、鞄を手で持つのが一般的ですが、女性は肩にかける人が多いようです。
肩にかけて街中を歩いている姿は、カッコいいなあと思ってしまいます。

バッグを肩にかけて街中を歩いている女性
でも面接室の中では、ちょっと違和感を感じます。お辞儀をするときに、肩から鞄がずり落ちることもあります。コレはマナー違反です。

特に女性の方は、鞄の持ち方に注意してくださいね。鞄は、入室の前に手に持ちかえたほうがスマートです。

では女性用の鞄の種類にはどんなタイプがあるのでしょう。
リクルート向けトートバッグ、ビジネスバッグ、ショルダーバッグ等があります。
一押しは、男性がよく使うビジネスバッグ。リクルート向けのトートバッグでもOKです。

鞄の置き方や持ち方を間違えてしまい、気まずい思いや不快にさせないよう、面接官の気持ちを察する心で面接に臨みましょう。







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