2020年のごんの秋まつりは中止となりました。周遊バスの運行や会場周辺の駐車場もありません。今年のお花見はヤメルよう求めています。
⇒　ごんの秋まつり　イベント開催の中止について
⇒　彼岸花 – 新美南吉顕彰会

なお、2020年の彼岸花開花情報はこちらで確認できます。
⇒　2020年彼岸花開花ツイッター情報


以下、2019年の情報をお伝えします。来年まで待ちましょう。

愛知県半田市の矢勝川堤沿いは、彼岸花の群生地として日本を代表する観光名所です。

2019年9月下旬頃には、300万本の真っ赤な彼岸花が堤防沿い3キロにわたって咲き揃うことでしょう。

半田市矢勝川堤に咲き誇る彼岸花

その彼岸花が見頃を迎える頃、矢勝川堤などでごんの秋まつりが開催されます。2019年は9月20日～ですよ。

「ごん」とは、半田市矢勝川近くの出身で童話作家・新美南吉の代表作、「ごんぎつね」から付けられました。

ですからお楽しみは300万本の彼岸花だけではありません。新美南吉にちなむイベントも盛り沢山。その一つ、結婚式と花嫁行列が日程変更！9月29日に。

その彼岸花の見頃時期は毎年9月下旬頃から1週間ほど。開花状況を確認のうえ真っ赤に染まる彼岸花をお楽しみください。

では半田市矢勝川の彼岸花2019。ごんの秋まつりと彼岸花、ごんの秋まつり・おすすめ、そして見頃時期や開花状況、駐車場・アクセス等を見て行きましょう。



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半田市矢勝川の彼岸花2019

半田市の矢勝川(やかちがわ)堤沿いの約2キロは、毎年9月下旬には真っ赤な彼岸花がずらっと咲き揃います。

2019年も300万本の彼岸花が、矢勝川沿い(高田橋から弘法橋にかけて)に咲き誇ります。

じつは矢勝川沿いは、自生の群生地ではありません。地元の人々が彼岸花の球根を植栽してできた群生地。日々、草刈りや株分け作業などをして下さるからこそ、真っ赤な絨毯を敷き詰めたかのような幻想的な光景を楽しめるのですね。



ところで丁度そのころ、半田市岩滑ではごんの秋まつりが開催されます。

じつはごんの秋まつりと矢勝川の彼岸花は、切っても切れない関係なんですよ。

ですからまず、ごんの秋まつりと彼岸花の関係から話させてください。【彼岸花が矢勝川堤沿いにずらっと咲き揃う】ようになった理由が分かりますヨ。

そのあとで、ごんの秋まつりを象徴する2つのイベントを紹介しますね。



ごんの秋まつりと彼岸花

ごんの秋まつりの日程が決まりました。

  • ごんの秋まつり開催期間は、2019年9月20日(金)～10月4日(金)
  • 会場は、矢勝川堤および新美南吉記念館の周辺
  • 新美南吉記念館の住所は、愛知県半田市岩滑西町1-10-1

では、「ごんの秋まつり」の「ごん」をご存じですか?

半田市岩滑出身の童話作家・新美南吉の代表作「ごんぎつね」からとっています。その作品の中に『ひがん花が赤い布のように咲いている』と描かれている部分がありますネ～。

そのごんぎつねは、教科書の教材としても採用されているので、ご存じの方も多いことでしょう。

ところで、子どもの頃南吉と遊んだ経験がある小栗大造さんは、1990年『南吉がよく散策していた矢勝川堤をキャンバスに、彼岸花で真っ赤な風景を描こう』と一大決意。一人で草刈りから始めました。

半田市・新美南吉顕彰会も賛同、大勢の地域住民も参加して．．．
「ごんぎつね」に登場する彼岸花の球根を植栽したのが、矢勝川彼岸花とごんの秋まつりのはじまりです。

その球根植栽から10数年後の矢勝川堤。秋のお彼岸頃には2キロにわたって、約200万本・真っ赤な彼岸花が咲き揃う観光スポットに！さらに2008年からは、秋まつりも開催され日本でも有数の観光名所となりました。

矢勝川堤2キロを埋め尽くす真っ赤な彼岸花

いまでは9月下旬になると、300万本の彼岸花が川沿いを埋め尽くします。2019年ごんの秋まつりが開催されたら、ごんぎつねの中で描いた『赤い布のようなひがん花』が矢勝川堤に再現されることでしょう！　


狐憑きのヌヱさんのツイートにあるように、ごんが『赤い布のようなひがん花』と権現山を見てますね。その横にあるベンチにあなたも座って、ごんと一緒に真っ赤な彼岸花を見れたらステキでしょうね。

それはまさに、童話「ごんぎつね」の世界へ入り込んだかの様なファンタスティックな光景！南吉も小栗大造さんも感謝や感動の気持ちでいっぱいでしょう。きっとあなたもね。



ごんの秋まつりと彼岸花・口コミ情報

矢勝川に咲く真っ赤な彼岸花を眺めていると、ファンタスティックな気分になったり、古き日本の原風景を懐かしく感じるのでしょうね。

ここで3人の方の感動的な口コミ情報をご覧ください。

◆矢勝川の堤防に咲く彼岸花が真っ赤で素晴らしかったです。規模も想像より大きく圧倒されました。真っ赤な中で白色の彼岸花も見られました。童話の世界の中にいるような気分になりました。

◆一面を真っ赤に染める彼岸花にとても感動しました！まさに新美南吉の童話の世界に入り込んだような、美しい景色です。

◆田畑と河川敷に咲く彼岸花は日本の原風景のようでただ歩いているだけで見とれてしまいました。そよかぜや虫の音なども心に響く良い経験になりました。毎年見に行きたくなります。

引用元：jalan



ごんの秋まつり・おすすめ１

イベントの中でも一番におすすめしたいのは、

  • 彼岸花の結婚式と花嫁行列


ということで台風の影響を懸念して、
結婚式と花嫁行列の日程変更！9/23が9/29へ延期。

■開催日：9月29日(日)
■当日の日程は、下記の通りです。
・14:30～　挙式【岩滑八幡社】
・15:30頃　花嫁行列出発【矢勝川堤】

新美南吉の童話「狐」にも登場した岩滑八幡社。神前で結婚式を挙げたあと、花嫁行列は矢勝川堤に咲き広がる彼岸花を見ながら歩きます。


東京新聞写真部さんのツイートのように、３００万本のヒガンバナが見頃の中、花嫁行列！おめでとう、と祝福したくなりますね。



ごんの秋まつり・おすすめ２

2番目のオススメは、

  • 南吉童話街頭紙芝居やさん

■日程は、9月21日(土)・22日(日)・23日(月祝)・28日(土)・29日(日)

■場所は、4か所です。
　・新美南吉記念館芝生広場：10:30～、13:30～
　・矢勝川沿い観音様前：11:00～、14:00～
　・花の木　：11:30～、14:30～
　・お休み処：12:00～、15:00～

昔懐かしい、自転車に乗せた紙芝居。南吉童話を紙芝居で楽しめるめったにないチャンスですよね。


お勧めした2つのイベント以外にもたくさんのイベントが用意されています。ライトアップ、ガイドと朗読付き「彼岸花ウォーク」等。公式サイトで確認してください。
⇒　ゴンの秋まつりイベント情報






半田市矢勝川の彼岸花・見頃

矢勝川堤沿い2キロの散歩道に咲く彼岸花は、例年いつ頃見頃時期を迎えるのでしょう。

  • 例年の見頃時期は、9月下旬から10月上旬

2018年のごんの秋まつりは例年の見頃時期(9月20日～10月4日)に開催されました。ですからオープン当日からほぼ見頃で、9月末まで彼岸花を楽しめました。

ところで、2019年の秋まつりも9月20日からですが、昨年同様オープン当日から見頃を期待していましたが。。

じつは、開花が遅れています！

昨年は9月17日一部で見頃になりましたが、今年は開花したのが9月22日。

2019年の見頃は9月末頃または10月初旬までずれ込む可能性が高いでしょう。



彼岸花・2019年の開花状況

早速、2019年の開花状況をお伝えしますね。

・9月7日、開花情報。彼岸花が咲き始めました！昨年より5日も早かったですね。
※半田市岩滑西町の旬彩美食てんさん、情報提供ありがとうございます。
⇒　9月7日 彼岸花咲き始めました 愛知県半田市 ごんの秋まつり
・9月20日、今日は彼岸の入り。一部で芽が出てきました。
・9月22日、一部で開花が始まりました。見頃はもう少し先ですね。
・9月28日、北側は見頃となりました。半田市側(南斜面)はこれから。
・9月29日、公式サイトによると全体として見頃となりました。
⇒　彼岸花等開花情報



駐車場・アクセス


駐車場

平日と土日祝では、駐車場が変わりますのでご注意ください。

■新美南吉記念館駐車場
・期間中(9月20日～10月4日)の平日は、通常通り開放します。
ただし土日は、障がい者及びバス専用の駐車場となりますので、一般車はご注意ください。



■アイプラザ半田駐車場
・期間中(9月20日～10月4日)の土日祝は、アイプラザ半田駐車場を利用してください。
・場所:半田市東洋町1-8

☆会場までの移動は無料周遊バスでお願いします。
・区間:アイプラザ半田～新美南吉記念館

※時刻表もご覧ください。
・アイプラザ半田⇒始発:9:00／最終16:00
・新美南吉記念館始⇒始発:10:26／最終17:06

20分毎の運行で、とても便利です。




アクセス

■名鉄河和線・半田口駅から徒歩10分
半田口駅から約10分で、矢勝川堤の高田橋周辺に到着。高田橋～弘法橋まで矢勝川堤沿い2キロが彼岸花の散歩道です。

■知多半島道路・半田中央ICから5分



まとめ

ところで当初は、ごんの秋まつりではなかった！2013年新美南吉生誕100年を機に「童話の村秋まつり」から「ごんの秋まつり」に、スッキリした素敵な名前ですネ。

耳より情報。期間中、名鉄知多半田駅前から「定額タクシー」に乗車すると、新美南吉記念館まで片道運賃が1000円に。お得です。複数でお越しの方はご利用ください。タクシー会社は3社です。
・名鉄知多タクシー
・安全タクシー
・サンレータクシー

新美南吉が生まれ育ち、童話の舞台にもなった半田市岩滑、どうぞお出かけください。






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